日本で梅毒が初めて記録されたのは1512年のことで、歌人・三条西実隆(1455~1537)の『再昌草』に記されています。この頃は梅毒の治療薬もなく日本国内では昭和初期まで猛威を振るていました。"自惚れと瘡気(かさけ)の無い者はない"と表現されているように、上は大名から下々 ... もっと読む