血液の鉄人の医学切手の部屋

今までに収集した世界各国の医学切手を使用して、医学の歴史・医学に貢献した人物・切手に描かれた病気や各種臓器など興味深くかつ理解しやすく紹介します。

タグ:梅毒に悩んだ著名人

フランス軍の帰還とともに梅毒が流行したため、この病気は「フランス病」という名でも知られていて、梅毒を意味する "syphilis(シフィリス)" という単語が登場するのは1530年で、イタリアの医師・詩人ジローラモ・フラカストロ(1478~1553)によって初めて用いられました。彼 ... もっと読む

梅毒がはじめてヨーロッパにもちこまれたのは、1493年、クリストファー・コロンブス(1454頃~1506)の第1回アメリカ探検隊の隊員が西インド諸島の原住民との性交渉により感染し、その感染者が帰国後傭兵となりイタリア戦争を期にフランス、イタリアに広がり、ナポリ病またはフ ... もっと読む

ウルリヒ・フォン・フッテン(1488~1523)は、ドイツの著作家・思想家・人文主義者で、宗教改革期にカトリック教会を激しく批判した人物です。また彼は1517年に神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世から桂冠詩人の称号を受けてます。※桂冠詩人(けいかんしじん)は、優れた詩人 ... もっと読む

デジデリウス・エラスムス(1466~1536)は、ネーデルラント出身の人文主義者、カトリック司祭、神学者、哲学者で"ロッテルダムのエラスムス"とも呼ばれています。彼が1511年に出版した『痴愚神礼讃』(ちぐしんらいさん)は、特に有名で人間社会の馬鹿馬鹿しさや繰り広げら ... もっと読む

ギュスターヴ・フローベール(1821~1880)は、フランスの小説家で、的確・精緻な表現で、リアリズム小説を芸術的に高めた人物です。彼は1948年にエジプトからパレスチナ、シリア、トルコ、ギリシャ、イタリアを21ケ月かけて旅行し、この旅行中に梅毒トレポネーマに感染し梅 ... もっと読む

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