早すぎた発見・学説-4.人工がんを初めて作り出した山極勝三郎- 2023年10月06日 山極勝三郎(1863~1930)は、ひたすらウサギの耳にコールタールを塗擦し続けるという地道な実験を助手の市川厚一(1888~1948)と共に、実に3年以上に渡って反復実験を行い、1915年にはついに人工がんの発生に成功します。当時がんの発生原因は不明で、主たる説に「刺激説 ... もっと読む