19世紀のヨーロッパの病院では、お産の際に産褥熱が蔓延して妊婦の30~50%が子どもの成長を見ること無く命を奪われていました。この状況に心を痛めていたハンガリー出身の医師イグナーツ・フィリップ・ゼンメルワイス(1818~1865)は、産褥熱の原因究明に全精力を傾け、爪 ...
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医学史上の発見-10.産褥熱との戦い-
19世紀中ごろには産褥熱の発生数が極めて多く、産婦の死亡率も高かった。そのために生まれてきた子供を抱くことなく多くの母親が命を落としていました。手洗いなどの消毒法の先駆者として知られ、「母親たちの救い主」とも呼ばれています。ハンガリー出身の医師イグナッツ・ ...
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