血液の鉄人の医学切手の部屋

今までに収集した世界各国の医学切手を使用して、医学の歴史・医学に貢献した人物・切手に描かれた病気や各種臓器など興味深くかつ理解しやすく紹介します。

カテゴリ: 医学よもやま話

1877年ドイツのポール・エールリッヒ(1854~1915)は、オレンジG、酸性フクシン、メチル緑を組み合わせた三価酸染色という血液染色法を創意します。そして白血球の染色を初めて行った人物でもあります。彼の染色法の画期的なところは、従来の湿性標本から乾燥固定標本を用いた ... もっと読む

自血病 (Leukemla)という病名は、1347年に病気の座を細胞におき、病気は正常細胞が病的刺激によつて起こるという“細胞病理学"を確立し、「細胞病理学の父」として高名な ドイツの病理学者ルードルフ・ルートヴィヒ・カール・フィルヒョウ(1821~ 1902)に よって初めて名付 ... もっと読む

動脈をラテン語で“アルテーリア(Arteria)"と呼ぶが、“Arteria"は元来ギリシア語で「空気の通る道」を意味し、古代ギリシアの哲学者アリストテレス(BC.384~ 322)が 初めて動脈を“Arteria"と称したと言われています。アリストテレスは 動脈は空気が流れる管、静脈は血液が ... もっと読む

古来より心臓は生命の源と考えられていました。紀元前2000年頃のエジプトの『エドウイン・スミス・パピルス』には、「心臓の鼓動はあらゆる部分の血管に認められる」と記載されています。さらに紀元前1500年頃の『エーベルス・パピルス』には「胃の中の食物は心臓で血液に変 ... もっと読む

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