血液の鉄人の医学切手の部屋

今までに収集した世界各国の医学切手を使用して、医学の歴史・医学に貢献した人物・切手に描かれた病気や各種臓器など興味深くかつ理解しやすく紹介します。

カテゴリ: 医学史上の発見

その後リスターは、精力的に研究を続けて、手術者の手指、患者の患部、手術機器、包帯などの材料すべてを石炭酸で消毒し、手術室の消毒にも石炭酸を噴霧し、術後の創傷感染防止に努め、1871年には石炭酸の自動噴霧器を考案しました。そして手術前には手術室に石炭酸を噴霧後 ... もっと読む

19世紀のヨーロッパの病院では、お産の際に産褥熱が蔓延して妊婦の30~50%が子どもの成長を見ること無く命を奪われていました。この状況に心を痛めていたハンガリー出身の医師イグナーツ・フィリップ・ゼンメルワイス(1818~1865)は、産褥熱の原因究明に全精力を傾け、爪 ... もっと読む

19世紀中ごろには産褥熱の発生数が極めて多く、産婦の死亡率も高かった。そのために生まれてきた子供を抱くことなく多くの母親が命を落としていました。手洗いなどの消毒法の先駆者として知られ、「母親たちの救い主」とも呼ばれています。ハンガリー出身の医師イグナッツ・ ... もっと読む

結核の治療に用いられた最初の抗生物質であるストレプトマイシンの発見者のセルマン・エイブラハム・ワクスマン(1888~1973)が、1952年米国細菌学会で初めて提唱しました。以後抗生物質(antibiotics)という名称が全世界で使用されるようになりました。彼は特許から得られた ... もっと読む

ペニシリンを発見したフレミング自身は、ペニシリンの精製には成功しませんでしたが、ペニシリンが発見されてから10年が経った1940年、フレミングの論文を読んだハワード・フローリー(1898~1968)とエルンスト・ボリス・チェーン(1906~1979)の二人の生化学者が、ペニシリ ... もっと読む

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