バナバ(タガログ語)はミソハギ科サルスベリ属の落葉高木で、和名はオオバナサルスベリ(大花百日紅)と呼ばれています。
バナバは、フィリピン、インドネシア、タイ、インドなど熱帯、亜熱帯に自生する植物です。
フィリピンではどこにでも生えているありふれた植物で、観賞用植物として庭先に植えたり、薬用植物として葉を煮出して飲用したり、煮出した葉や種を食べる習慣もある。
フィリピンでは医薬用植物に指定されています。
バナバの葉には、カフェインが全く含まれておらず、バナバ葉100g中に食物繊維が約25gも含まれていて他の健康茶と比較して、微量元素のカルシウムやカリウム、マグネシウムも多く含まれています。
バナバの葉に含まれるコロソール酸という成分は、乾燥したバナバ葉1kg中に約1g含まれる活性成分でインスリンと同じような作用をもっていることがわかっています。
このコロソール酸には、ブドウ糖輸送体を活性化させる働きがあるといわれています。
バナバはインスリンと同様にブドウ糖を細胞に効率よく取り込ませる働きがあるので、インスリンの分泌が減り、脂肪の蓄積が抑制され、ひいてはダイエットにも効果があるとされています。
更にタンニンの含有量も多いことから血糖値を下げ、高血圧にも効果があるとされています。
バナバは乾燥させたものが市販されているので、お茶として摂るのが一般的ですが、効果があらわれるまでに時間がかかることから、飲み続けてこそいろいろな効果を期待できる様になります。
口当たりがよくあっさりとした飲みやすいお茶です。
しかし糖尿病の治療薬を服用している人は、念のため医師と相談してから飲用されることです。
切手は1995年バングラデシュ発行の「花切手」でバナバ(オオバナサルスベリ)が描かれています。
切手は1993年ガーナ発行の「花切手」でバナバ(オオバナサルスベリ)が描かれています。
切手は2010年台湾発行の「普通切手」でバナバ(オオバナサルスベリ)が描かれています。
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