スズランは、スズラン亜科スズラン属に属する多年草の一種です。

君影草、谷間の姫百合とも呼ばれています。

スズランの全草には、強心配糖体のコンバラトキシン、コンバラマリン 、コンバロシド などが含まれていますが、特に花や根に多く含まれています。

この毒を摂取した場合、嘔吐、頭痛、眩暈、心不全、血圧低下、心臓麻痺などの症状を起こし、重症の場合は死に至る事があります。

山菜で人気のある行者ニンニクと鈴蘭は葉の形が似ているために、誤って食べて中毒になることがあります。

スズランの切り花をつけおいた水を誤って飲んでも中毒を起こします。

ペットや小さい子供が誤って口にすることがないように十分に気を付けるようにしてください。

スズランの栽培では自身が持つ毒のお陰で病害虫を心配する必要はありません。


切手は2005年日本発行の「北海道の花切手」で、スズランが描かれています。



北海道のスズラン.2005



切手は2018年チェコ共和国発行の「美しい花切手」で、スズランが描かれています。



スズラン.チェコ共和国.2018


切手は2005年日本発行の「ふるさと切手 信州Ⅱ」で、スズランが描かれています。



スズラン.長野県.2005