この絵画は、ベロン・ベルクールの作品て廃兵院を慰問するナポレオン1世が描かれています。
『廃兵院に傷病兵を慰問するナポレオン』は、ベルサイユ美術館に所蔵されています。
背後から患者を抱え起こしているのが廃兵院の院長のジャン・フランソワ・コステ軍医とされています。
この患者が戦いで傷ついたものか、病に罹っているかの判断はできません。
廃兵院とは、戦争または公務のために身体に傷を受けたり、疾病にかかって障害者となった軍人に対して恩給を支給し、この功勲ある者を充分に待遇保護するために設けられた施設です。
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