「黄熱」と題するこの絵画は、ウルグアイの画家で民俗的テーマを描いたレアリズムの画家フアン・マヌエル・ブラネス(1830~1901)が1871年に描いたものです。

「黄熱」で苦しむ妻を家に残し医師を迎えに行った夫が、医師と共に帰宅すると妻は床に倒れ既に死亡し、ひとり残された幼児が母親の死体に取りすがって泣く光景を見ても、一同為す術もなく呆然と立ちすくむ光景がリアルに描かれています。


切手は1971年ウルグアイ発行の「ブラネス死去70年記念切手」で、彼の絵画「黄熱」が描かれています。



黄熱.ウルグアイ.1971


切手は1941年ウルグアイ発行の「フアン・マヌエル・ブラネス死去40年記念切手」で、彼の肖像が描かれています。


ブラネス.ウルグアイ.1941