最終回です。
【エドヒガン】
ウバヒガンとも呼ばれ、開花期に葉がない様子(葉なし)を老女(姥)の歯なしにかけた意味を持ちます。
数あるサクラの中では最も寿命が長く、樹齢千年を超えると伝わる古木や名木は天然記念物に指定されるものもあります。
【チシマザクラ】
2005年発行の「北海道版 最北の自然4連刷切手」です。
背が低くほかのサクラのように1本の幹が上に伸びずに、根元から枝が分かれ、斜め上や横方向に伸びるのでその背丈は高くてもせいぜい5~6mです。
花は淡いピンク色ですがかなり白に近くソメイヨシノのような派手さはありません。
開花 期間が短く見ることの出来る人は少なく見れれば幸運かもしれません。
【カンヒザクラ(寒緋桜) 】
2002年発行の「沖縄の花切手」です。
名前の由来は、「寒い時期に緋色の花を咲かせる桜」から名付けられました。
まだ寒い時期に見頃を迎えるカンヒザクラ(寒緋桜)は、暖地性の桜でヒカンザクラ(緋寒桜)とも呼ばれています。
他の桜よりも開花時期が早く、お花見の見頃が早いのが特徴です。
花びらの特徴として花弁が5枚、そして小輪の一重咲き、さらに桜では珍しく、ベル型の緋紅色の花を下向きに咲かせます。
【オウトウ(桜桃)】
サクランボの実をつけるサクラの仲間です。
花は長い雄しべとその先端にあり花粉が入る大きな葯が特徴的です。
花と実の両方が楽しめる貴重な樹木ですね。
コメント