医学雑誌「ランセット」に「コーヒーを1日に7杯以上飲む人の糖尿病の発症リスクは、2杯以下しか飲まない人に比べて半分程度」という論文が掲載されています。

この効能は、疫学調査ではまだ明らかにはされていません。

本来コーヒーには女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの低下を抑える働きがあることは解明されています。

コーヒーの効能は、糖尿病・肥満・大腸がんの予防そしてアルツハイマー病になりにくい、うつ病になりにくいなど多くがあるのには驚かされます。

それでは、コーヒーの有する効能の元はどこにあるのでしょうか?

コーヒー豆をおよそ220度の高温で10~15分焙煎することによりさまざまな化学反応が起こり、多様な成分(1千種類以上)が合成されるからと言われています。

これらの成分の中には未だ明らかになっていないものも多くあります。

兎に角コーヒーの持つ効能には多くの研究者が注目していますが、企業も注目し始め健康食品として販売されているものもあります。

コーヒーを飲む時の注意としては、できる限りコーヒーフレッシュや砂糖は入れないことですが、無理な場合はできるだけ控えめにするのが良いでしょう。

切手は2009年ポルトガル発行の「嗅覚、味覚、視覚、触覚、聴覚の五感を表現した5種類切手」でその内の1種で"コーヒーの匂いつき切手"で嗅覚を表現したものです。

この切手は匂い付きで、切手からコーヒーの香りがほのかに漂います。


コーヒー.2009.ポルトガル