日々多量のビールを飲むと、ビールに含まれるプリン体が体内で尿酸に変わり、どんどん蓄積されていくのと同時に、尿酸の排出が抑制されて、さらに蓄積されていくわけです。

このような理由からビールは痛風に良くありません。

要するにビールの飲みすぎが痛風の大敵ということになります。

日々ビールの大瓶1本を飲む人とビールを飲む習慣のない人では、痛風のリスクは2倍の差があるというデータも存在します。

次に注目すべき点として、アルコールは、それ自体の分解の際に尿酸を産生し、尿中尿酸排泄を阻害する働きもあるため、血清尿酸値が上昇することが多くなります。

従ってプリン体を含まない焼酎やウイスキーなどの蒸留酒の飲酒でも血清尿酸値が上昇します。

※昔から知られていることで、ビールを飲んだ後に痛風の発作を引き起こすことが多いのは、ビールを飲んだ後に血清尿酸値が急上昇することによると考えられています。

大切なことは、痛風を予防するにはプリン体の摂取を避けることより、尿酸をきちんと排出させることです。

美味しいビールも度を越して飲むと痛風になる危険性が高くなります、これはビールだけでなく全てのアルコールに言えることですから、何事も適度に嗜むことです。

切手は1986年ベルギー発行の「主要生産物切手」で、大麦とホップとともに美味しそうなベルギービールが描かれています。


ビール.ベルギー.1986



切手は1990年フィリピン発行の「ビール生産100年記念切手」で、美味しそうなビールがジョッキになみなみと注がれているのが描かれています。


ビール.フィリピン.1990