【新型コロナウイルスと新型コロナウイルスによって引き起こされる新型コロナウイルス感染症の正式名称】

新型コロナウイルスによって引き起こされる病気の正式名称は"COVID-19(コービッド・ナインティーン)"です。

COVID-19(コービッド・ナインティーン)は「コロナ(Corona)」、「ウイルス(Virus)」、「病気(Disease)」という単語と、 この病気がWHOに報告された「2019年」の組み合わせでできています。

この新型ウイルス自体の名前は、国際ウイルス分類委員会(International Committee on Taxonomy of Viruses:ICTV)によって "SARS-CoV-2(Severe Acute Respiratory Syndrome CoronaVirus 2)"と名付けられています。

新型コロナウイルスによる病気の正式名称は"COVID-19(コービッド・ナインティーン)で、これを引き起こすウイルスは "SARS-CoV-2(Severe Acute Respiratory Syndrome CoronaVirus 2)"ということになります。

【新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症状とは】


2020年2月28日、世界保健機関は2月20日までに中国で感染が確認された5万5924人のデータについて分析しています。

その結果感染者からみられた症状は以下のとおりです。

・発熱が全体の87.9%

・せき67.7%

・倦怠感38.1%

・痰が出る33.4%

・息切れ18.6%

・のどの痛み13.9%

・頭痛13.6%

これらの症状は感染後平均で5日から6日後に症状が出るとしています。

【新型コロナウイルス感染症の重症化の度合い】

呼吸困難などを伴う重症患者は全体の13.8%、呼吸器の不全や敗血症、多臓器不全など命に関わる重篤な症状の患者は6.1%だったということです。

重症や死亡のリスクが高いのは60歳を超えた人や高血圧や糖尿病、それに、循環器や、慢性の呼吸器の病気、がんなどの持病のある人だということです。

【子供への感染は】

子どもの感染例は少なく、仮に感染したとしても症状も比較的軽いということで、19歳未満の感染者は全体の2.4%にとどまっていて、 重症化する人はごくわずかだとしています。

子どもの感染について報告書では多くが家庭内での濃厚接触者を調べる過程で発見されており、 調査チームが聞き取りを行った範囲では、子どもから大人に感染したと話す人はいなかったと指摘しています。

【新型コロナウイルス感染症の死亡率】

5万5924人の感染者のうち死亡したのは2114人で、全体の致死率は3.8%と報告されています。

致死率は高齢になるほど高く、80歳を超えた感染者の致死率は21.9%と5人に1人と高率になっていると指摘しています。

特に、合併症の患者は致死率が高く以下のようになっていることか報告されています。

・循環器の病気がある人は13.2%

・糖尿病がある人は9.2%

・高血圧があるひとは8.4%

・慢性の呼吸器の病気のある人は8.0%、

・がんのある人7.6%と報告されています。

インフルエンザについても言えることですが、何らかの病気の既往歴のある人は重症化しやすいということですから、健康な人以上に気をつける必要があります。

切手は2020年台湾発行の「新型コロナウイルス感染症対策切手」で、2枚の切手をつなぐ中央部分には「団結防疫、戦勝病毒(=感染症対策のために団結、ウイルスに打ち勝つ)」、「Taiwan Can Help」の文字が描かれています。

切手には経線・緯線が入った地球が背後にデザインされていますがこれは、感染症のパンデミックを象徴しており、中央の人物たちは医療従事者、環境の消毒を行う人、一般市民らで、これらが積極的に感染症対策に取り組んでいることを表し、「世界が手を取り合って感染症対策に取り組もう」というメッセージが込められています。


台湾-12.

【お願い】

※記事をお読みになられた方は是非とも記事の評価とコメントをよろしくお願いいたします、今後の参考にさせていただきますので※