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オコゼは、共通して、背びれに12?13個、腹びれ、尻びれには5個の毒棘(どくきょく)を持っています。 

ストナストキシンと呼ばれる成分がオニダルマオコゼの毒の成分で、ハブ毒の30倍とも言われる非常に高い毒性を持っています。

この有毒成分は、特異的な毒素成分が解明されていないものもあります。

オニダルマオコゼはインド洋・太平洋西部の熱帯域に分布し、サンゴ礁など浅い海に生息していて、日本近海では小笠原諸島・奄美大島・沖縄周辺に分布しています。

背鰭の棘条は毒腺と連続し、非常に強力な神経毒を分泌し、オニオコゼ亜科の仲間はすべて背鰭に毒腺をもつが、本種はとりわけ毒性が強く、呼吸困難や痙攣、血圧低下などのショックを起こして、刺された人を死に至らしめることもあります。

非常に危険な魚ですが、高級料理の食材としても有名であり、肉は上品な味わいの白身で、刺身や唐揚げ、吸い物などの料理が美味とされ多くの人に好まれています。


切手は1986年オーストラリア発行の「魚類切手」の中の1枚でオニダルマオコゼが描かれています。


オニダルマオコゼ.1986.オーストラリア


切手は2014年オーストラリア発行の「危険動物切手」の中の1枚でオニダルマオコゼが描かれています。


オニダルマオコゼ.2014.オーストラリア