解剖とは、生物の体を切開して、その構造などを観察することです。
解剖には以下の種類があります。
1.正常解剖
人体の構造を調べるために行うものです。
身体の仕組みを研究するという学問上の目的をもってなされることから、系統解剖とも呼ばれます。
2.司法解剖
死因に事件性が疑われる場合に行われます。
法医解剖とも言われ、他殺体だけでなく自殺や事故による死者の遺体も、司法解剖の対象となる場合があります。
司法解剖の必要性の有無は捜査を担当する検察や警察が判断します。
3.行政解剖
事件性はないと判断された遺体の死因究明を目的解剖です。
死体解剖保存法に基づいて実施され、遺族の承諾を必要としないのが特徴です。
行政解剖を行えるのは監察医のみと規定されていて、現在、監察医が置かれているのは東京23区、大阪市、横浜市、名古屋市および神戸市に限られています。
その他の地域では、遺族の承諾を得て法医学者などの手によって同種の解剖が行われることもありますが、2013年に施行された「死因・身元調査法」により、遺族の許諾なしに警察署長が解剖を指示することが可能となりました。
4.病理解剖
病気で亡くなった人を対象に、死因の特定のほか、診断の妥当性や治療の効果を確かめるためなど、さまざまな目的で実施されます。
一般的には臨床医(治療に携わった医師)が遺族の承諾を得て、病理医に依頼して病院で解剖が行われます。
切手は1966年ブラジル発行の「発疹チフス病原体発見50年記念切手」で、発疹チフスの病原体を発見したブラジルの医師ロシャ・リマ(1879~1956)が発疹チフスで死亡した患者を病理解剖している光景が描かれています。
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