切手は1994年フィンランド発行の「クリスマス切手」で、赤鼻のトナカイが描かれています。



赤鼻のトナカイ.1994.フィンランド

【サンタクロースの乗ったソリを引くトナカイは何頭?】

サンタクロースの乗ったソリを聞くトナカイは8頭!!

サンタクロースの乗るソリをひいているトナカイはもともと8頭で、そのすべてに名前があります。

まずは先頭を引っ張る2頭は、

左側はオスのダッシャー(Dasher)で、右側はメスのダンサー(Dancer)です。

続いて2列目は、

左側がメスのプランサー(Prancer)で、右側はメスのヴィクセン(Vixen)です。

さらに3列目は、

左側がオスのコメット(Comet)で、右側がオスのキューピッド(Cupid)です。

最後尾4列目は、左側はオスのドンダー/ドナー(Donder)で、右側はオスのブリッツェン(Blitsen)です。

この8頭の中には、真っ赤なお鼻のトナカイさんはいません。

赤鼻のトナカイはルドルフ(Rudolph)という名のオスのトナカイで、のちに先頭をひっぱることになるこの9頭目のトナカイなのです。

【9頭眼のトナカイ赤鼻のトナカイの経緯】

生まれつき真っ赤な鼻をしていたトナカイのルドルフは、その鼻のせいでいつもみんなに馬鹿にされ、寂しい日々を過ごしていました。

でもルドルフはいつもサンタクロースをソリに乗せて世界中を駆け巡る8頭のトナカイたちに憧れを抱いていました。

あるクリスマス・イヴのこと、サンタクロースが8頭のトナカイたちと出発しようとしたところ、突然深い霧があたりに立ち込め、「こんなに暗くては煙突を探すこともできない…」と出発できずに嘆き悲しんでいました。

そんな時、8頭のトナカイを一目見ようと集まっていた群衆の中にサンタクロースは赤い鼻がピカピカ光っているルドルフに気が付きます。

サンタクロースはこれだ!と思い、ルドルフに近づいていくと、赤鼻を笑われて自信をなくしていた泣いていたルドルフに優しく声をかけました。

「君はみんなとは違う。でも、だからすごいんだ!君のピカピカの赤鼻はみんなとは違うけれど、暗い夜道を照らすことができる。だから役に立つんだよ!」と…

その夜、赤鼻を照らして先頭を走るルドルフの活躍によって、世界中の子供達に無事にプレゼントが届けられました。

そしてルドルフはみんなが一番憧れるトナカイになりました。

この年以来9頭でソリをひくようになり、ルドルフはリーダー的な存在として先頭で赤い鼻で夜道を照らして世界中に夢を運ぶお手伝いをしています。

切手は2012年オーストラリア発行の「クリスマス切手」で赤鼻のトナカイのルドルフが描かれています。


赤鼻のトナカイ.2012.オーストラリア

メリークリスマス!!!みなさん、ご家族と楽しいクリスマスをお過ごし下さい。

今年もサンタが素敵なプレゼントを持ってきてくれますように!

【お願い】

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