病理学的検査は、病理組織検査と細胞診検査のふたつに大別されます。
病理組織検査とは、患者から切除した組織の形態的変化を顕微鏡下で観察し、病変の状態を病理組織学的に診断します。
切除した組織が、癌か癌でないのか、特殊な疾患の有無や炎症の原因などを検索し、治療方針決定のために重要な情報を提供します。
細胞診検査とは、患者から採取された材料中に含まれる細胞の形態的変化を顕微鏡下で観察し、細胞数、種類、前癌細胞・悪性細胞の有無、炎症の程度、炎症細胞の種類、感染菌やウイルス感染細胞等から病変部の進行状態を細胞学的に診断して判定します。
切手は1935年ルクセンブルグ発行の、「職業人切手」で、顕微鏡を使用しての検査が描かれています。
切手は1955年オランダ発行の「対がん運動基金切手」で、顕微鏡の下にがん細胞を表現する剣が貫いたカニが描かれています。
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