臨床検査とは、患者から採取した血液、尿、便、体液などを調べる検査と、直接生体を調べる検査です。

第一回目として、血液学的検査について解説します。

血液の中の赤血球の数や血色素の量から貧血の程度を調べます。

血小板の数を調べて、出血しやすいかどうかを調べます。

白血球の数を調べて身体の中に炎症が起きていないかを調べます。

白血球を特殊な色素で染色して、顕微鏡で白血球の分類(好中球・好酸球・好塩基球・リンパ球・単球の比率)を調べ、この検査によって、白血病などの血液疾患が分かります。

切手は1973年ニカラグア発行の「児童保健切手」で、白血球の分類検査を行なっている光景と、左上には白血病の血液像が描かれています。

血液検査.ニカラグア.1973


切手は1962年ポーランド発行の「世界マラリア年記念切手」で、赤血球に感染した三日熱マラリア原虫が描かれています。


血液検査.ポーランド.1962


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