輸液・補液とは種々の目的で血管内に血液以外の液体成分を投与する行為を総称して呼びます。
血管内に少しづつ薬液を投与する方法は、一般的に点滴と呼ばれています。
投与目的には以下のものがあります。
・失われた水分や電解質の補充
激しい下痢などで失われた水分と電解質の補充。
・急激に失われた血液の置換
大量出血による循環血漿量の減少による出血性ショックを防止するために一時的に不足した血漿を補う。
・静脈路の確保
静脈注射をするための静脈の確保。
・経口摂取の代替
口から食事や水分を接種できない場合に、水、電解質や栄養素を補う。
切手は1973年ニカラグア発行の「児童福祉切手」で、左手背よりの輸液の様子と輸液前の病んだ子供の顔(左)と輸液後回復した子供の顔(右)が描かれています。


切手は1980年ケニア発行の「フライイング・ドクター・サービス切手」で、緊急時の補液を行う医師と看護師が描かれています。


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