切手の中には医療行為が正確かつ鮮明に描かれています。

数回に渡り切手の中の医療行為を紹介していきたいと思います。

輸血とはヒト由来の血液全体(全血)や血液の成分(赤血球・血小板・血漿)を補うという医療行為です。

輸血が最初行われた当時は、血液そのものを補うという全血輸血でしたが、現在では不足した血液の成分だけを補う成分輸血が行われています。

血液そのものを臓器としてみれば、輸血は臓器移植ということになります。

そのために輸血副作用も起こりますし、HIV、HBV、HCVなど感染症の感染も起こることになります。

輸血によるデメリットも有ることから、安易な輸血は現に慎まなければなりません。


切手は1986年アフガニスタン発行の「国際赤十字デー切手」で、輸血を受けている患者を世話する看護師が描かれています。


輸血.アフガン.1986


切手は1953年ユーゴスラビア発行の「赤十字切手」で、輸血を受けている患児を世話する看護師が描かれています。


輸血1953.ユーゴ