1748年、フランスの外科医で眼科でもあったジャック・ダヴィエル(1696~1762年)は 、白内障に対する新しい手術法として、「水晶体摘出術」を創始しました。
彼は、8年間に434例の手術を行い、384例の成功例を収めました。
彼の創始した画期的な手術法は、その後100年間にわたり標準的な術式として広く採用されました。
彼は、1949年にはルイ15世の侍医に任ぜられ、多くの眼科学に関する論文を発表し『近代眼科学の父』と称されています。
切手は1963年フランス発行の「文化人シリーズ切手」で、彼の肖像左に白内障の患者、右には開眼を模様化した図案が描かれています。
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