マラリアはいつごろから地球上に存在していたかというと、その歴史は古くおよそ50万年前には存在していたと考えられています。
そしてマラリアの発祥地は現生人類発祥の地でもあるアフリカ大陸と考えれています。
マラリアは、"悪い空気"という意味の古いイタリア語である"mal aria"に由来しています。
マラリアはハマダラカ(Anopheles)によってのみによって媒介されます。
ハマダラ蚊の特徴は、羽に斑点があり、とまっている吸血する際の姿勢が頭部を低くして身体を斜めに保ちお尻を高く上げていることです。
日本国内にはハマダラカは存在しますが、これはシナハマダラカでマラリア原虫を持っていないので吸血されてもマラリアに感染することはありません。
現在マラリアは、HIV/AIDS、結核と共に三大感染症と呼ばれています。
マラリアは日本ではあまり馴染みがありませんが、世界で100カ国以上に流行みられ、世界保健機関の推計によると、年間3~5億 人の罹患者と150~270万人の死亡者があるとされています。
地球の温暖化により日本国内でもマラリアの発生が危惧されつつあります。
世界的にも多くの国々からマラリア制圧(撲滅)切手が発行されています。
切手は2009年サントメ・プリンシペ発行の「マラリア制圧小型シート」で、切手には幼児を治療する女医とその背景には血液内のマラリア原虫そして、シート面には男子患者を治療する医師とアフリカ地図を配する血液の滴とマラリアを媒介するハマダラカが描かれています。
切手は1962年ユーゴスラビア発行の「世界マラリア年記念切手」で、とまっている吸血する際の姿勢が頭部を低くして身体を斜めに保ちお尻を高く上げているハマダラカが描かれています。


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