アルツハイマー型認知症は、認知機能低下、人格の変化を主な症状とする認知症の一種で、日本のアルツハイマー型認知症の患者は100万人はいると言われ、65才以上の10人に1人は発症すると言われるほど高齢者にとっては身近な病気です。
「アルツハイマー型」の名は、1906年に最初の症例報告を行ったドイツの精神科医アロイス・アルツハイマー(1864~1915)に由来しています。
アルツハイマー型認知症には、以下の2つのタイプがあります。
1.家族性アルツハイマー病
完全な常染色体優性のメンデル型の遺伝パターンを示すもので、遺伝性アルツハイマー病とも呼ばれています。
2.アルツハイマー型老年認知症
アルツハイマー型認知症の中でほとんどを占める。老年期(60歳以上)に発症するもの。
最近は若年性アルツハイマー型認知症という40~50代でも発症率が増加する傾向にあります。
切手は2019年中国発行の「科学技術イノベーション(2)切手」5種の内の一枚で、「アルツハイマー病新薬GV-971切手」で中国の科学研究チームが開発した、軽度から中等度のアルツハイマー病患者の認知機能改善用の新薬を現しており、切手の図柄に描かれているのは、腸内細菌叢の代謝異常を調整することで脳内神経の炎症を抑えるという同薬の原理を表現しています。
2020年現在アルツハイマー病の予防法や根本的治療薬は見つかっていませんので、本当にこの薬に効果があれば画期的な新薬と言えますが??!!
2008年米国より『アルツハイマー認識切手』が発行されましたが、2017年に発行された切手は2008年に発行された切手の同じ図案を左右反転し色調を変えて、『アルツハイマー病寄付金額非表示型寄付金付切手』として発行されました。
図案は共にアルツハイマーの女性患者の横顔が描かれています。
寄付金は米国の国立衛生研究所に寄付されます。
切手は2008年米国発行の『アルツハイマー認識切手』です。
切手は2017年米国発行の『アルツハイマー病寄付金額非表示型寄付金付切手』です。
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