循環器系とは、血液やリンパ液を体内で循環させることで、酸素や栄養素を運搬したり、老廃物の回収を行うシステムのことです。
循環器系は、心臓、動脈、静脈、毛細血管、リンパ管で構成されています。
血液の循環には、体循環(大循環)と肺循環(小循環)があります。
体循環とは、心臓の左心室から送り出された血液が、大動脈を通って身体各部の毛細血管でガス交換などを行い、静脈・大静脈を経て右心房に戻る循環経路を言います。
肺循環とは、心臓の右心室から静脈血が肺動脈を通って肺に至り、ここでガス交換が行われて動脈血となり、肺静脈を経て左心房に戻る循環経路のことを言います。
切手は1980年モロッコ発行の「心臓血管病医療切手」で、全身の循環系と心臓が描かれています。
![循環図.モロッコ.1980](https://livedoor.blogimg.jp/bloodvox/imgs/9/d/9d79b281.jpg)
![循環図.モロッコ.1980](https://livedoor.blogimg.jp/bloodvox/imgs/9/d/9d79b281.jpg)
切手は1973年ハンガリー発行の「WHO創立25年記念切手」で、全身の循環図が描かれています。
![循環図.ハンガリー.1973](https://livedoor.blogimg.jp/bloodvox/imgs/2/f/2f81e435.png)
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