脳の重さはおよそ1400gでその人の体重の2%を占めるに過ぎないくらい小さな臓器ですが、人のからだ全体をコントロールしているとても大切な臓器です。

脳は、大脳・小脳・脳幹に大きく分けられます。

大脳は、情報を識別してそれに応じた運動を命じたり、記憶や情動、認知という高度の精神作用を担当しています。

小脳は、筋や腱、関節からの深部感覚や内耳からの平衡感覚、大脳皮質からの情報を受けて、運動の強さや力の入れ具合、バランスなどを計算して調節するという、運動調節機能を担当しています。

脳幹は、間脳、中脳、橋および延髄から構成されていて、呼吸、循環など生命活動の基本的な営みを支配すると供に、知覚情報を大脳皮質に中継したり、末梢に向かう運動指令を中継する機能を担当しています。

切手は1986年ユーゴスラビア発行の「ヨーロッパ切手」で、正確に脳が描かれています。


大脳.ユーゴスラビア.1986


切手は2003年アルメニア発行の「神経生理学学会記念切手」で、中央に大脳の外側面、右側に頭蓋骨内の大脳の断面図が描かれてます。


大脳.2003.アルメニア