『アイリス』(Iris)は、イギリスの女性作家アイリス・マードックを主人公に、アイリスの夫ジョン・ベイリーが書いた回想録で、2001年のイギリスの伝記映画で、アルツハイマー型認知症を取り上げています。

監督:リチャード・エヤー 出演者:ジュディ・デンチ、ジム・ブロードベント、ケイト・ウィンスレット

ストーリーは、オックスフォード大学で講師をしていたジョンは、奔放で才能あふれる年上のアイリスに一目ぼれしてしまう。

そして純粋なジョンにアイリスも惹かれやがては二人は結婚し、アイリスはイギリスを代表する作家として成功を収めます。

しかし40年後アイリスは、アルツハイマーに冒されてしまう。

アイリスに振り回され続けて来たジョンは複雑な想いを抱きながらも献身的にアイリスを介護し続けますが、次第にジョン1人での介護は限界に達し、アイリスは施設に入ることになります、そしてアイリスはジョンに見守られながら安らかな死を迎えます。

アルツハイマー病という病気は、1906年に最初の症例報告を行ったドイツの精神科医アロイス・アルツハイマー(1864~1915)に由来しています。

アルツハイマー病は、認知機能低下、人格の変化を主な症状とする認知症の一種で、以下の2つのタイプがあります。

1.アルツハイマー型老年痴呆

アルツハイマー病の中でほとんどを占めるタイプで、老年期(通常60歳以上)に発症します。

2.家族性アルツハイマー病

アルツハイマー型認知症の中でも極めて少なく、常染色体優遺伝パターンを示し、30~60歳代と比較的若年で発症します。

発症原因としては、蛋白変異型アミロイドベータ蛋白と呼ばれる異常な蛋白くが神経原線維変化を起こしながら脳内に蓄積し、神経細胞の変性、脱落を起こすことから起きると考えられています。

日本においても、65歳以上で13人に1人、85歳以上では4人に1人と高頻度に発生しており、高齢化社会が訪れるこれからも深刻な病気と言えます。

最近は若年性アルツハイマー型認知症という40~50代でも発症率が増加する傾向にあります。



切手は1999年デンマーク発行の「アルツハイマー病協会付加金付切手」で同協会のロゴマークが描かれています。

アルツハイマー.デンマーク


切手は2012年アルゼンチン発行の「アルツハイマー病切手」で、アルツハイマー病患者と介護者が抽象的に描かれています。


アルツハイマー.アルゼンチン