『ゴッドファーザー』(The Godfather)は、アメリカの作家、マリオ・プーゾ(1920~1999)が、1969年に発表した小説で映画が1972年に公開されています。

2019年が小説ゴッドファーザー誕生50周年に当たります。

映画ゴッドファーザーの監督はフランシス・フォード・コッポラ(1939~)、この映画は三部作で構成されています。

この映画は、1972年度のアカデミー賞において作品賞・主演男優賞・脚色賞を受賞し、1990年にはアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録されています。

この映画の主人公の一人マイケル・コルネオーレ(アル・パチーノ)は、仕事や家庭内の日々のストレス、食事・飲酒・タバコから糖尿病を患うことになります。

糖尿病とは、血液中の血糖値が慢性的に高い値を持続する疾患です。

一般的に1型糖尿病と2型糖尿病に分類されており、1型糖尿病はインスリンをつくる膵臓の細胞が障害されることで起こるため、インスリン依存型とも呼ばれ、2型糖尿病では、食べ過ぎ・飲み過ぎや運動不足、ストレスなどにより起こります。

彼の病状は日々進行して時には低血糖に陥ります、そして突然の心筋梗塞に襲われその後インシュリンを打つようになります。

インシュリン治療による副作用の低血糖を起こし、倒れ込み"なにか甘いものを"と言い、ジュースを買いそれを飲んで一息つくことになります。

マイケル・コルネオーレは、糖尿病の悪化で気力も体力も失い甥にドンの座を譲り引退します。

晩年マイケルは、広い庭で一人孤独に陽だまりの中、突然椅子から崩れ落ち息絶えます。

マイケルの父親も孫たちと遊んでいる最中に突然死するのはやはり糖尿病に起因する心筋梗塞と思われます。

切っては2019年トーゴー発行の「小説ゴッドファーザー50周年記念小型シート」で、右上切手にはマーロン・ブランド演じるドン・コルレオーネ、左下にはアル・パチーノ演じるマイケル・コルレオーネが描かれています。

ゴッドファーザー