2019年11月に中国武漢市で発生した新型コロナウイルス感染症は、最初に発生した場所を冠して武漢ウイルス、中国ウイルス、中国肺炎、武漢肺炎などと呼ばれました。
現在では中共ウイルスとも呼ばれています。
2020年2月11日、世界保健機関(WHO)は、中国武漢を中心に流行している新型コロナウイルスによる病気の正式名称を"COVID-19(コービッド・ナインティーン)"に決定したと発表しました。
COVID-19(コービッド・ナインティーン)は「コロナ(Corona)」、「ウイルス(Virus)」、「病気(Disease)」という単語と、この病気がWHOに報告された「2019年」の組み合わせでできています。
そしてこの感染症を引き起こすウイルスは、国際ウイルス分類委員会(International Committee on Taxonomy of Viruses:ICTV)によって"SARS-CoV-2(Severe Acute Respiratory Syndrome CoronaVirus 2:重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)"と名付けられています。
日本の法令では2020年1月28日時点で「新型コロナウイルス感染症」と定められています。
まとめますと、
・新型コロナウイルスによる病気の正式名称は"COVID-19(コービッド・ナインティーン)
・この感染症を引き起こすウイルスは"SARS-CoV-2(Severe Acute Respiratory Syndrome CoronaVirus 2)"です。
切手は2020年中国発行の「コロナ克服切手」ですが、国家郵政局はホームページで、いったん2020年4月7日と発表した発行が遅れた理由について「切手愛好者やインターネットユーザーの意見を取り入れ、図柄を完全なものにした」と説明後、図案を一部変更して2020年5月11日に発行した新デザインでは、ウイルスのイラストも正式名称の「COVID―19」に改めたられています。
更に最初の切手の図案では、切手右側の防護服を着た人の背景に武漢市の名称の「黄鶴楼」が鮮明に描かれていましたが新しい図案では薄く見にくくなっています。
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