「ほら吹き男爵症候群」は、正式な医学名称ではなく正式な名称はミュンヒハウゼン症候群(Munchhausen syndrome)と言います。

ミュンヒハウゼン症候群は自分に周囲の関心を引き寄せるために虚偽の話をしたり、自らの体を傷付けたり、病気を装ったりする症例の事を言います。

1951年にイギリスの内科医リチャード・アッシャー(1912~1969)によって発見され、「ほら吹き男爵」の異名を持ったドイツ貴族・ミュンヒハウゼン男爵(1720~1797)の名前にちなんで命名されました。

ミュンヒハウゼン男爵は、奇想天外な物語として知られる『ほら吹き男爵の冒険』の主人公で『ほら吹き男爵の冒険』の元となる話は実在の人物で18世紀のドイツ貴族のミュンヒハウゼン男爵カール・フリードリッヒ・ヒエロニュウムが周囲に語った自身の冒険談です。

また自分以外を傷つけ、周囲の関心を引き寄せるのは代理ミュンヒハウゼン症候群と呼ばれます。

切手は1970年西ドイツ発行の「ミュンヒハウゼン生誕250年記念切手で、ほら吹き男爵が描かれています。

ほら吹き男爵.西ドイツ


切手は1973年アジマン発行の「おとぎ話切手」で、映画バロンの原作となったほら吹き男爵物語を描いた6種の内の1枚で、海の冒険で怪魚に遭遇するほら吹き男爵が描かれています。


ほら吹き男爵.アジマン