ランドセル症候群とは、重すぎるランドセルを長時間背負うことで、筋肉痛や肩こり、腰痛など身体への負担だけでなく、通学が憂鬱になるなど心にも影響を及ぼす状態を指します。

自分の身体に合わない大きさや重さのランドセルを背負ったまま長時間通学をすることによる心と身体の不調を表す言葉です。

現在の小学生の約3人に1人が経験していると言われています。

その対策としては、教材を減らす、肩ベルトを調整する、チェストストラップを活用するなどが効果的ですので、学校と相談し、置き勉やデジタル教材の導入も検討しましょう!

具体的には、小さな身体で3kg以上の重さがある通学カバン(ランドセル)を背負いながら通学することによる筋肉痛や肩こり、腰痛などの身体異常だけでなく、通学自体が憂鬱に感じるなど気持ちの面にまで影響を及ぼす状態となります。

ランドセル症候群を防ぐその対策とは、

1.持ち運ぶ教材をできるだけ減らす。

2.肩ベルトを調整して背負いやすくする。

3.ランドセルに教材を入れる方法を工夫する

4.持ち物を軽いものにする。

5.チェストストラップを付ける。

小学生のお子様があるご家庭はよく子供さんを観察してランドセル症候群を引き起こさないように気をつけてあげてください。

切手は1972年日本発行の「学制100年記念切手」で、ランドセルを背負った女の子が描かれています。



ランドセル.1972



切手は2016年日本発行の「童画のノスタルジーシリーズ 第2集」の中の一枚で、ランドセルを背負った男の子と女の子が描かれています。


ランドセルの男女.日本.2016