エビ・カニなどの甲殻類を食べるとアナフィラキシーショックなどの症状を引き起こすことです。
エビ・カニをはじめとする甲殻類のアレルギーは小学生以降、成人になるにつれて増えていきます。
甲殻類を食べるだけでなく、触るだけでも接触ジンマシンを引き起こすと言われています。
症状の大部分は、摂取後1時間以内に全身のジンマシンや唇、のど、目や耳など皮膚の腫れを引き起こすことがあります。
半数以上の人が口腔アレルギー症状をあらわし、重い場合は呼吸器症状も含んだアナフィラキシーショックを引き起こす人も半数以上いるとされています。
日本人の成人に発症している割合が最も多いのはエビを代表とする甲殻類のアレルギーで、大体成人日本人の約1.5%の人がエビ・カニアレルギーを持っていると推計されています。
甲殻類アレルギーの原因はトロポミオシンという筋原繊維タンパク質と言われています。
エビアレルギーの範囲に含まれるエビは、クルマエビ類、シバエビ類、サクラエビ類、テナガエビ類、イセエビ類、ザリガニなどの種類です。
ロブスターはザリガニ類に属しているためエビアレルギーの範囲に含まれています。
甲殻類アレルギーの防止の観点から、平成20年6月3日に食品衛生法施行規則が改正され、「えび」及び「かに」を原材料とする加工食品にあっては、これらを含む旨を表示することが義務づけられ、平成22年6月4日より製造、加工、輸入されるものから完全施行されています。
エビは料理だけでなく調味料や菓子にも使用される食品です。
中華・エスニック調味料、ふりかけなど、一見使用しているかどうかわからない加工食品もあるため、原材料をしっかりと確認する必要があります。
切手は2001年日本発行の「ふるさと切手鳥取県」で、ズワイガニが描かれています。
切手は2016年日本発行の「G7伊勢志摩サミット2016小型シート」の中の1枚で、イセエビが描かれています。
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