ラテックスアレルギーは、皮膚と天然ゴム中のラテックスタンパク質との接触により、赤み、かゆみ、じんましんなどの皮膚障害が発現するものですが、稀にアナフィラキシーショックを引き起こす場合があることです。

ラテックスには、ゴムの木を原料とする「天然ゴムラテックス」と、石油を原料とする「合成ゴムラテックス」があります。

ラテックスアレルギーは、天然ゴムラテックスによるアレルギー反応ですから、石油を原料とする合成ゴムラテックスの製品では、タンパク質が含まれていないために即時型アレルギー反応を引き起こすことはありません。

ラテックスアレルギーの人の中には、果物や野菜を食べたときに、口の中の違和感やピリピリ感、全身の蕁麻疹、時にアナフィラキシーショックなどの即時型アレルギー反応を生じる場合があります。

これは「ラテックス-フルーツ症候群」と呼ばれていて、ラテックスアレルギーの30~50%の人がそのような症状を経験しています。

ラテックスアレルギーと診断された人は、ハイリスク群としてクリ、バナナ、アボカド、キウイフルーツなど食物への配慮も必要となります。

イチジク・パイナップル・パパイア・モモ・クルミ・アーモンド・イチゴ・メロン・グレープフルーツ・トマト

その機序は花粉-食物アレルギー症候群と同様に、ラテックスに含まれるタンパク質と、これら果物に含まれるタンパク質の構造が似通っているために起こります。


切手は1943年イギリス領マライ-日本占領下発行の「正刷普通切手」で、ゴムの木からの樹液採取が描かれています。

ゴム.マライ.1943



切手は1918年ポルトガル領モザンビークモザンビーク会社発行の「通常切手」で、ゴムの木からの樹液採取が描かれています。



ゴム.モザンビーク.1918


切手は1981年コンゴ共和国発行の「ゴム産業切手」で、ゴムの木からの樹液採取が描かれています。



ゴム.コンゴ.1981


切手は1994年ニュージランド発行の「キウイアナ切手」の中の一枚で、キウイフルーツが描かれています。



キウイフルーツ.ニュージーランド.1994

キウイアナとは、ニュージーランドに昔からあるものや、文化的なもの、愛着があるものなどを言います。

ニュージーランド人にとって特別な親しみがあり、ニュージーランドらしい個性と魅力があふれるアイテムなんです。

切手は2020年日本発行の「おいしいにっぽんシリーズ第2集」の中の一枚で、夕張メロンが描かれています。



夕張メロン.2020.日本