人の体には外から体内に侵入した異物(ウイルス・細菌・寄生虫など)から身体を守るための免疫システムが備わっています。
逆に働きが、くしゃみ、発疹、呼なの困難などの症状を起こしてしまう状態が「アレルギー」で、生体を守る免疫の働き悪い」です。
アレルギー疾患には、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、気管支喘息、薬剤・昆虫アレルギーなどが含まれます。
要するにアレルギーとは、ある特定の異物(ダニやスギ花粉、食物など)に対して免疫が過剰に反応して、体に症状が引き起こされることです。
花粉症やアトピー性皮膚炎、ぜんそく、食物アレルギーなど、一般的に「アレルギー」と言われるこれらの疾患は、Ⅰ型に分類されます。
アレルギーを引き起こす原因となる物質のことを「アレルゲン」または「抗原」と言いますが、I型アレルギーの場合、アレルゲンが体に侵入してきて早ければ15分~30分ほどでアレルギー反応が起こるため「即時型」とも呼ばれます。
一般的にアレルギーという場合、その多くはI型アレルギー反応を示しています。
※アレルギーは、Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型、Ⅳ型と4種類に分類されていますが5種類に分類される場合もあります※
切手は1992年タイ発行の「第1回アジア太平洋地域アレルギー免疫学会議開催記念切手」で、男女のシルエットに飛び交う抗原と左下には世界地図とともに抗体の模式図が描かれています。
切手は1997年デンマーク発行の「喘息アレルギー協会付加金切手」で、植物の刺激でくしゃみをしている光景が描かれています。
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