リビアングラスとは、リビア砂漠で見つかる天然のガラスのことです。
リビアングラスは、約2600万年前、エジプトのリビア砂漠に隕石が衝突したときに生成されたものとされてきましたが、近年まではクレーターが発見されなかったため、その由来が疑問視され、古代核爆発で出来たものとも言われています。
※リビアングラスは今から約2900万年前に隕石の衝突により形成された天然ガラスで二酸化ケイ素(シリカ)SiO2成分のみで形成されている事から天然シリカガラスとも言われています※
リビアングラスの起源に関しては、科学的にはっきりとは決着がついておらず、多数の説がある。
ツタンカーメンのお墓から出土した首飾りのスカラベがリビアンガラスなのです。
切手は1973年シャルジャ発行の「古代エジプト美術切手」の中の一枚で、ツタンカーメンの首飾りのスカラベが描かれています。


リビアングラスで作られたスカラベの部分の拡大

※スカラベとは日本では"糞ころが"しと呼ばれている虫ですが、古代エジプトでは「再生と復活の象徴」といわれる虫で、太陽神ケプリと同一視されていた※
切手は1997年エジプト発行の「ツタンカーメンの墓発掘75年記念切手」で、中央にスカラベのペンダントが描かれています。
切手は1981年オートボルタ発行の「昆虫切手」の中の一枚で、フンコロガシが描かれています。
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