カッパドキアとは、トルコ中央部アンカラの南東約300kmに位置する地域で、古代にはヒッタイト王国の中心地でありその後もローマ帝国、ビザンツ帝国などの支配を受けました。

カッパドキアは、火山の噴火により堆積した凝灰岩や溶岩層が長い年月をかけて浸食されてできた、独特の地形で知られています。

特に、モンクスバレーやギョレメなどに多く見られる「妖精の煙突」と呼ばれる、背の高い円錐形の岩は、カッパドキアの象徴的な景観となっています。

また、カッパドキアは、初期キリスト教の時代には、迫害を逃れたキリスト教徒たちが隠れ家として利用した場所としても知られています。

この時代には、洞窟の住居や教会が数多く掘られ、現在でも多くの遺跡が残されています。

カッパドキアは、その独特の地形と歴史的遺産から、1985年に世界遺産に登録され、現在では世界中から多くの観光客が訪れるトルコを代表する観光地となっています。

カッパドキアと古代核戦争については、カッパドキアの地下都市が古代の核戦争で用いられた核シェルターだったのではないかという説があります。


切手は1959年トルコ発行の「風景切手」で、ギョレメが描かれています。

ギョレメ(Goreme)は、トルコの中央部に位置するカッパドキア地方の一部です。

ギヨレメ.1959.トルコ



切手は1952年トルコ発行の「風景切手」の中の一枚で、ユルギュップ(Urgup)が描かれています。

ユルギュップ(Urgup)は、トルコの世界遺産・カッパドキアにある、人口2万人ほどの町です。



ユルギュップ.トルコ.1952