竹水は、竹の成長期に根から吸い上げられた水のことです。

竹は成長が非常に早く、一晩で1メートルほど伸びることもありこの驚異的な成長力を支えるのが、竹水なのです。

竹水は、4月下旬から6月上旬にかけて採取でき特に、旧暦5月5日に採取された竹水は「神水」と呼ばれ、大変貴重とされています。

※竹水は、若い竹が4月～5月にかけてにしか作り出しません※

そして、竹が幹の中に竹水を溜め込む期間は20日間程度しかないことから、一定の時期にしかとることができない貴重な水とされているのです。

竹水には、ポリフェノール類やビタミンB群などの栄養素が豊富に含まれています。

これらの栄養素は、美肌効果や抗酸化作用、疲労回復効果などが期待できます。

近年では、竹水を使った化粧品や飲料なども販売されています。

【竹水の採取方法】

竹水を採取するには、成長期の若い竹が必要で竹の太さは10～15cm程度のもの、長さは3～5m程度のもの が適しています。

1.竹の根元から30cmほど上の部分を切り落とします。

2.切り口にビニール袋を貼り付け、テープでしっかりと固定します。

3.竹を立てた状態で、ビニール袋の中に水が溜まるのを待ちます。

竹水は、1日ほどで100ml～200ml程度採取できます。

【竹水の飲み方】

竹水は、そのまま飲むこともできますし、お茶やスープなどに利用することもできます。

また、化粧水として使うこともできます。

竹水の味は、竹の種類によって多少異なりますが、一般的に癖のない、まろやかな味わいです。

【竹水飲料の際の注意点】

竹水は、天然の飲料であるため採取場所や竹の種類によっては、雑菌などが混入している場合がありそのため、飲む前に必ず煮沸消毒をしてください。

また、竹水は利尿作用があるため、飲み過ぎには注意が必要です。

切手は2014年中国発行の「クリーティング切手」で、青竹が描かれています。

切手は1993年中国発行の「竹切手」の中の一枚で、青竹が描かれています。

切手は1967年ベトナム発行の「竹切手」の中の一枚で、青竹が描かれています。