エボラウイルスは、フィロウイルス科のウイルスでフィロウイルスとはライン語で"糸"という意味です。
エボラウイルスの大きさは80~800nmの細長いRNAウイルスで、ひも状、U字型、ぜんまい型など種々の形態をし形は決まっておらず、多種多様です。
エボラウイルス属は、これまでにブンディブギョ、アイボリーコースト、レストン、スーダン、ザイールの5つの種の存在が知られていて、このうち、ザイールエボラウイルス、スーダンエボラウイルス及びブンディブギョエボラウイルスは、大きなアウトブレイクを起こしてきました。
また、アイボリーコーストエボラウイルスとレストンエボラウイルスは、これまで大きなアウトブレイクは起きていません。
レストンエボラウイルスは東南アジアにも分布していますが、ヒトで発症した例は報告されていません。
2016年ニジェール発行の「エボラとの戦い小型シート」で、切手上からにエボラウイルス・アフリカの地図と注射器・防護服を着た医療従事者・エボラ出血熱の発生と伝播の地図、シート面には赤血球とエボラウイルスが描かれています。
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