エボラウイルスは、フィロウイルス科のウイルスでフィロウイルスとはライン語で"糸"という意味です。

エボラウイルスの大きさは80~800nmの細長いRNAウイルスで、ひも状、U字型、ぜんまい型など種々の形態をし形は決まっておらず、多種多様です。

エボラウイルス属は、これまでにブンディブギョ、アイボリーコースト、レストン、スーダン、ザイールの5つの種の存在が知られていて、このうち、ザイールエボラウイルス、スーダンエボラウイルス及びブンディブギョエボラウイルスは、大きなアウトブレイクを起こしてきました。

また、アイボリーコーストエボラウイルスとレストンエボラウイルスは、これまで大きなアウトブレイクは起きていません。

レストンエボラウイルスは東南アジアにも分布していますが、ヒトで発症した例は報告されていません。


切手は2015年トーゴ発行の「エボラとの戦い小型シート」で、切手にはエボラウイルス(左上)・エボラウイルス検査風景(右上)、シート面には赤十字スタッフと患者搬送が描かれています。


エボラと検査.トーゴ.2015


2016年ニジェール発行の「エボラとの戦い小型シート」で、切手上からにエボラウイルス・アフリカの地図と注射器・防護服を着た医療従事者・エボラ出血熱の発生と伝播の地図、シート面には赤血球とエボラウイルスが描かれています。


2016年ニジェール発行の「エボラとの戦い縦型小型シート


2016年ニジェール発行の「エボラとの戦い小型シート」で、切手にはエボラウイルス、シート面には赤十字マークと防護服の研究者が描かれています。


エボラウイルスと研究者.ニジェール.2016