オウムアムアは、2017年に初めて観測された天体で、この天体は地球外からやってきたとされ、初めて太陽系外からやってきた恒星間天体として確認されました。
オウムアムアは、ハワイ語で「最初の使者」という意味で、その形状や起源について多くの興味と議論を巻き起こしました。
オウムアムアの特徴的な点は、その形状にあり観測によるとオウムアムアは長さは約800メートル、幅が約80メートル、高さが約80メートルという細長い形状をしています。
これは通常の小惑星や彗星とは異なる形状であり、パンケーキのような薄い形状をしているとされています。
オウムアムアの起源や組成については、はっきりとはわかっていません。
最初に観測されたとき、一部の科学者はオウムアムアが地球外の宇宙船や人工物である可能性も指摘しましたが、これは後に否定されました。
現在の主な考えは、オウムアムアは他の恒星系で形成された天体であり、太陽系外縁部からやってきた彗星の核や岩石のかけらのようなものである可能性が高いとされていますが、オウムアムアについては多くの疑問があり、
1.オウムアムアは、非常に細長い形状をしており、その長さは幅の約10倍でこのような形状の物体は、自然界ではほとんど見られない。
2.これが小惑星だとすれば、彗星のような奇妙な軌道を描いているのはなぜなのか?
3.これが彗星だとすれば、なぜ尾がないのか?
4.葉巻のような形をしたこの未確認物体は、非常に不自然である。
5.なぜ加速しているのか? 太陽の周りを回る際に、わずかに減速していることも確認されていてオウムアムアが何らかの推進力を持っている可能性を示唆しています。
2024年現時点では、オウムアムアが異星人の乗り物であるという可能性は、あくまでも仮説の一つに過ぎません。
今後、さらなる研究によって、オウムアムアの正体が明らかになることが期待されます。
これらの疑問からオウムアムアが、異星人の乗り物とUFO待望論者が唱えるのもまんざら滑稽なものではないと思います。
切手は2021年日本発行の「天体シリーズ切手第4集」の中の一枚で、オウムアムアが描かれていますが、オウムアムアを描いた切手はこれしか無いと思います。
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