マリア・ミッチェル（1818～1889）は、アメリカ合衆国の女性天文学者で、カロライン・ハーシェル以来の女性の彗星発見者として国際的な名声を得た人物です。

米国で最初のプロの女性天文学者として知られるマリア・ミッチェルは、1847年10月1日に、マサチューセッツ州のナンタケット島の夜空に、新たな彗星を発見します。

彼女が発見した彗星は「ミッチェル彗星（C/1847 T1I）」のニックネームで知られています。

彼女はまた、ナンタケットのビーチで夜間天文観測を行うために、自身の望遠鏡を設計して建設しました。

これにより、彼女は多くの星や惑星を観測し、天文学の研究に貢献しました。

ミッチェルは奴隷制度の廃止を訴え、女性の地位向上に貢献した人物として知られています。

切手は1986年ガンビア発行の「ハレー彗星切手」の中の一枚で、左下にはハレーの肖像、切手中央にはハレー彗星を指差すマリア・ミッチェルが描かれています。



マリアミッシェル・ガンビア.1986