ロシアの化学者メンデレー エフ(1834~ 1907)の偉大な業績は,原子量(原子の質量)をもとに元素を整理・分類しただけでなく,未発見の元素があるはずだと予言したことです。
彼の周期表は,発表した当初は大きな反響はなく予言した元素が次々と発見されようになると,その価値が認められるようになります。
彼の周期表は,発表した当初は大きな反響はなく予言した元素が次々と発見されようになると,その価値が認められるようになります。
1969年ソビエト連邦発行から発行された切手に、メンデレーエフのアイディアメモが描かれていますが、そのメモには?=8、?=22、?=68などが確認されますが、この位置にLi(リチウム)、Na(ナトリウム)、Ga(ガリウム)を置くと、7、23、70と重さ(原子量の値)は少しずれまするがいまの周期表が完成します。
※1969年ソ連発行の「メンデレーエフ生誕175年記念小型シート」シート面のメモ部分で確認できます※
※1969年ソ連発行の「メンデレーエフ生誕175年記念小型シート」シート面のメモ部分で確認できます※
メンデレーエフは、この元素その存在を予言していたことになります。
またメンデレーエフは1875年にロシア物理化学会にあてて、心霊現象究明委員会の設置を要求し、心霊術のからくりをあばく仕事に乗り出しています。
切手は1999年ブルガリア発行の「ドミトリー・メンデレーエフ生誕150周年記念切手」で、彼の肖像とともに元素周期表が描かれています。
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