東京タワーは1957年6月29日に着工し、1958年12月23日竣工、僅か1年半で完成したことになります。

当時はコンピューターも無いことから、1万枚に及び設計図を3ヶ月で書き上げ、構造計算なども全て手作業で行い最終的な鉄骨と鉄骨の接合部分のズレはたった15ミリの鉄骨の誤差だったそうです。

建築に関しても安全ベルトはもちろん、落下防止の手すりやネットも設置せずにここで働いていた鳶職人は、”鳶の世界に黒崎あり”とうたわれた黒崎建設の精鋭部隊だったそうです。

しかしどう考えても高度200メートル以上、幅30センチほどの鉄骨の上で安全ベルトはもちろん、落下防止の手すりやネットも設置せず作業したのは驚くべきこととしか言えません。

しかも事故は1件だけでした。

また、鉄骨と鉄骨を接合する方法は、リベットと呼ばれる鉄のピンを800℃になるまで熱し、これを下にいる職人が鉄製の箸で挟み、上の作業場へ放り投げ、上で待ち構えていた職人が専用の容器でキャッチし、部材の穴に差し込み、ハンマーで一気に打ち付けて接合すること、なんと28万回だったそうです。

現在では考えられないスゴイ技としか言えません。

更に完成1年後の伊勢湾台風の風速52mにもびくともしなかったことも驚きです。

兎に角東京タワーは驚愕の建物と言えますねぇ!!!!


切手は2000年日本発行の「20世紀デザイン切手の第11集」の左下の切手とシート面に東京タワーが描かれています。


東京タワー.2000


切手は2007年日本発行の「ふるさと切手-東京の名所と花-」に収められた1枚で、下から見上げた東京タワーと蝋梅が描かれています。



東京タワー.2007



切手は2011年日本発行の「地上テレビ放送の完全デジタル化2種連刷」で、切手には下から見上げた東京タワーとスカイツリー、シート面にも東京スカイツリーと東京タワーが描かれています。



東京タワーとスカイツリー.2011


切手は2017年日本発行の「日本の建築シリーズ」に収められた1枚で、下から見上げた東京タワーが描かれています。


東京タワー.2017


切手は2016年日本発行の「日本の夜景シリーズ 第2集」に収められた1枚で、夜の東京タワーが描かれています。



東京タワー.2016