シバの女王は、旧約聖書に登場する砂漠の国シバ王国の支配者で本名は伝承によって異なり、ニカウレー、ビルキース、マーケダーなどと呼称されます。
旧約聖書「列王記上」10章および「歴代誌下」9章によると、シバの女王は、アラビア半島の南部、イエメンの南部に位置するシバ王国の女王で、ソロモン王の知恵の噂を聞き、多くの随員を伴って、香料、大量の金、宝石などの贈り物をラクダで運び、難問を以って彼を試そうとエルサレムを訪問しましたとされています。
実在した人物なのか、伝説上の人物なのかについては、諸説ありますが、考古学的な証拠が乏しく、確実なことは言えませんが、古代アラビア南部には、豊かな国々が存在していたことは確かです。
シバの女王は、そうした国々のいずれかの女王であった可能性は十分にあります。
シバの女王を描いた映画としては、『ソロモンとシバの女王』があります。
1959年米国作品
監督 キング・ヴィダー
主演
ソロモン:ユル・ブリンナー
シバの女王:ジーナ・ロロブリジーダ
昔の映画ですが面白いですよ。


切手は1967年イエメン王国発行の「女王シバ切手」の中の一枚で、シバの女王が描かれています。


切手は1967年イエメン王国発行の「女王シバ切手」の中の一枚で、ソロモン王が描かれています。

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