フラミンゴの羽の色は生まれつきピンク色ではなく生まれた直後は、白や灰色をしています。

フラミンゴは、エビや藻類などの餌に含まれる赤い色素(βカロテン、カンタキサンチン)によってピンク色を維持しています。

フラミンゴは元々は灰色ですが、成長する過程で口にする餌に含まれる色素によって体の表面が鮮やかなピンク色になります。

動物園で飼育されているフラミンゴも、赤い色素を含む餌を与えないと、だんだんと美しいピンク色が薄くなってきます。

※動物園ではドッグフードのような形をしたフラミンゴ専用のエサに、赤色の色素をまぜてフラミンゴが白っぽくならないように工夫している※

そもそも濃いピンク色は健康であることの目印になり、繁殖の際にペアを見つけやすくなると言われています。

鳥類は尾羽の付け根に"尾脂線(びしせん)"と呼ばれる突起がありますが、この尾脂線から出て来る脂分をくちばしを使って羽根全体に塗りつけながら羽根の手入れをします。

フラミンゴの尾脂線から出る脂には赤色色素のカロテノイドがたっぷりと含まれていますので、この赤色の色素を羽根に塗りつければ、当然のことながら羽根はうっすらとピンク色になるのです。

モテるフラミンゴと、モテないフラミンゴの違いは体の色の鮮やかさにあると言われているようです。

切手は2020年ガイアナ発行の「フラミンゴ小型シート」で、ピンクフラミンゴが描かれています。



フラミンゴ.ガイアナ.2020



切手は1998年国際連合ジュネーブ発行の「絶滅危惧種切手」の中の一枚で、ベニイロフラミンゴが描かれています。



ベニイロフラミンゴ.国連.1998


切手は1967年スペイン領サハラ発行の「水鳥切手」の中の一枚で、ベニイロフラミンゴが描かれています。



ベニイロフラミンゴ.サハラ.1967


切手は2020年キューバ発行の「キューバ湿地帯の水鳥切手」の中の一枚ので、ベニイロフラミンゴの親鳥と白い色をした雛鳥が描かれています。


フラミンゴ親子.キューバ.2020