朝鮮戦争のきっかけは、1950年6月25日に北朝鮮が韓国に侵攻したことです。

この侵攻は、冷戦の影響下でのイデオロギー的な対立や地域的な緊張が要因となっています。

北朝鮮は共産主義体制を採用し、韓国は資本主義体制を採用しており、両者の対立が朝鮮半島における緊張を高めました。

朝鮮戦争は、国際連合の協力の下で進行し、アメリカやその他の国々が韓国を支援し冷戦の一環として、ソビエト連邦や中国も北朝鮮を支援し、国際的な緊張が高まった戦争となりました。

1953年に休戦協定が結ばれ、朝鮮半島は北朝鮮と韓国に分断される形で停戦状態が続いていますが、これは停戦であって戦争の終決ではありません

冷戦時代、アメリカとソビエト連邦が勢力を拡大し、それに伴ってアジア地域でも対立が生じ朝鮮半島はその影響下にあり、南北に分かれていたことが対立の背景となりました。

朝鮮戦争勃発の要因としては、

1.イデオロギーの対立:

朝鮮戦争は資本主義と共産主義のイデオロギーの対立に基づいています。

南朝鮮(大韓民国)は資本主義陣営で、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)は共産主義陣営であったことからこの対立が武力衝突へと発展することになります。

2.南北の対立:

朝鮮半島の南北には長い間対立があり第二次世界大戦後、占領地域の分割などを経て、南北で異なる政府が成立しこれが朝鮮戦争の背景となりました。

3.国連の関与:

北朝鮮が1950年6月25日に韓国(南朝鮮)に侵攻すると、国連は北朝鮮の侵略を非難し、アメリカを中心とした多国籍軍が韓国を支援する形で介入しました。

これらの要因が複雑に絡み合い、朝鮮戦争の勃発を引き起こしましたが、真の要因は明らかになっていません。

3年間にわたる激しい戦闘の末、1953年7月27日に休戦協定が締結され戦闘は停止されました。

この休戦協定では、「最終的な平和解決が成立するまで朝鮮における戦争行為とあらゆる武力行使の完全な停止を保証する」と規定されていますが、2024年現在でも「最終的な平和解決」(平和条約)は成立していません。


切手は1975年韓国発行の「朝鮮戦争25年記念切手」で、朝鮮戦争に参戦した国の国旗が描かれています。


朝鮮戦争25年.韓国.1975


切手は2003年北朝鮮発行の「朝鮮戦争終結50周年記念切手」で、北朝鮮の勲章・戦争を称える像・休戦協定が締結され7月27日が描かれています。



朝鮮戦争終結50周.北朝鮮.2003


切手は2003年米国発行の「朝鮮戦争戦没者慰霊碑切手」で、慰霊碑はワシントンD.C.のウェスト・ポトマック・パークに1995年に建立されました19人のステンレス製の兵士の彫像がが描かれています。



朝鮮戦争戦没者慰霊碑.2003.米国


切手は2008年北朝鮮発行の「朝鮮戦争終結55周年記念小型シート」で、戦場の高地に登る金日成主席の姿が描かれています。



朝鮮戦争終結55周年記念小型シート.2008


切手は2010年北朝鮮発行の「中国人民志願軍の朝鮮戦争参加60周年記念切手」で、中国人の志願兵を迎える朝鮮人の婦人の姿が描かれています。


中国人民志願軍の朝鮮戦争参加60周年記念切手.北朝鮮.2010