古代宇宙飛行士説の提唱者たちは、月は地球外生命体が造った人工物ではないかと指摘しています。
月は地球の衛星で、地球のまわりを1公転する間に1自転し自転も公転と同じ27.32日の周期のため、地球からはいつも月の同じ面しか見ることができません。
月の直径は約3,476kmで、地球の直径約12,742kmに比べるとおよそ4分の1の大きさで、質量も地球の81分の1ほどで、重力も地球の6分の1程度であるため月では体が軽く感じられ高く飛び跳ねることができます
火星の衛星ファボスは約309分の1、木製の衛星ガニメデは約27分の1、天王星の衛星チタニアは約50分の1、海王星の衛星トリトンは約13分の1ですが、月は衛星としては桁外れに大きいことが月が地球外生命体が造った人工物と言われる根拠の一つとなっています。
更に月の軌道が真円を描いているばかりか、計算しつくしたかのような位置にあるのはなぜかという疑問も残ります。
月の軌道の長半径は約38万4400キロ、短半径は約38万3800キロで、その差わずか600キロと真円に近く、しかも地球から見かけ上の月と太陽の大きさは同じなのです。
月の直径3476キロに対して太陽は138万3260キロですから、月の大きさは太陽の約400分の1、地球と月の距離38万4000キロにたいして、地球と太陽の距離は1億5000万キロで、その比率も約400分の1ですから見かけ上は同じ大きさになりあまりにもできすぎた地球―月―太陽の位置関係ではないかとの疑問も持たれています。
自転周期と公転周期がピタリと一致しているのはなぜかという疑問については、自転と公転の周期が一致しているため、月は常に表側のみを地球に向けているのは偶然ではないと考えられ、これも月が地球外生命体が造った人工物と言われる根拠の一つとなっています。
旧ソ連の天文学者ミカイル・ヴァシンとアレクサンダー・シュシェルバコフが1970年7月、旧ソ連の科学雑誌「スプートニク」に発表した大胆な仮説を発表していますので、概略を紹介しますと、
「太陽系外のどこかの宇宙空間に超高度な文明を持つ惑星があったが、あるとき潰滅の危機に瀕した。
そこで小惑星の内部をくりぬいて超巨大宇宙船に改造。長途の宇宙旅行に旅立って地球と遭遇し、その隣に腰を落ち着けた。月はいわば“宇宙版ノアの箱舟”である」。
そこで小惑星の内部をくりぬいて超巨大宇宙船に改造。長途の宇宙旅行に旅立って地球と遭遇し、その隣に腰を落ち着けた。月はいわば“宇宙版ノアの箱舟”である」。
あまりにも奇想天外、荒唐無稽とも思える仮説ですが、古代宇宙飛行士説の提唱者たちはこれを指示して月が地球外生命体が造った人工物と言われる根拠の一つとなっています。
更に月の地下には、火山活動によって形成された空洞が存在すると考えられていましたが、2017年に月周回衛星「かぐや」の観測データから月の地下に巨大な空洞があることが確認されました。
この空洞は、月面最大の火山地帯「マリウス丘」にあり、幅は数十メートルから150メートル、長さは約50キロにわたる推測され、この空洞は巨大な基地建設などに活用できる可能性があるとされています。
この空洞は、巨大な基地建設などに活用できる可能性があるとされていて、かつて月に磁場があった証拠や月に取り込まれた水などが見つかる可能性があるなど、様々な科学的な課題の解決が期待できる場所として重要です。
月の内部が空洞であるという仮説は、アポロ宇宙飛行士が月面に設置した地震計のデータによるものもあり、この地震計は月表面の4か所に設置され、数度の人工地震実験が行われました。
マァ興味をそそられる話ではありませんか。
切手は2015年中国発行の「月探査記念切手」で、銀色の月面と月探査機「嫦娥3号」の月面ローバーを近景とし、遠方の広大な宇宙に輝く青い地球と対照を成して、サブ切手(右)には、地球がデザインされています。
切手は2016年米国発行の「普通切手」で、月が描かれています。
切手は1960年ソ連発行の「ソ連の宇宙探査機ルナ3号記念切手」の中の一枚で、月の裏側の地図が描かれています。
切手は1994年パラオ発行の「アポロ11号と月面探査小型シート」で、アポロ11号と月面探査が描かれています。
※バズ・オルドリンは、アメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士、空軍軍人、エンジニア、宇宙航法学博士で、ジェミニ計画及びアポロ計画に飛行士として搭乗しアポロ11号の月着陸船パイロットとして人類初の月面着陸に貢献し、月面歩行を行った史上2番目の人物※
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