旧約聖書の『創世記』によると、アダムは、神によって土から創造されました。

創世記2章7節には、次のように記されています。

『そして、主なる神は土のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。人は生きた者となった。』

この記述から、アダムは、神によって土から形作られ、神の息吹によって命を吹き込まれた、ということになります。

アダムの誕生は、人間の創造の始まりであり、神の創造の偉大さを示すものです。

旧約聖書の『創世記』によると、イブは、アダムの肋骨から創造されました。

アダムとイブの話は、旧約聖書の『創世記』に記されている、最初の人間アダムとイブが、禁断の実を食べたことで楽園から追放されるという物語です。

この物語は、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教など、世界三大宗教の共通の起源神話であり、西洋文化に大きな影響を与えています。

話の概要は、以下のとおりです。

神は、天地創造の終わりに、土からアダムを創造し、その肋骨からイブを創造しました。神は、アダムとイブを楽園に住まわせ、あらゆる果実を食べることを許しましたが、知恵の木の実だけは食べてはならないという命令をしました。

ある日、蛇がイブに、知恵の木の実を食べれば、神のように善悪を知ることができると唆しました。

イブは、蛇の言葉に惑わされて、その実を食べてしまいましまいアダムも、イブが食べた実を欲しくなり一緒に食べてしまいました。

神は、アダムとイブが禁断の実を食べたことを知ると激怒しましアダムとイブを追放し、楽園の門にはケルビムと炎の剣を置いて、彼らが二度と戻れないようにしました。

アダムとイブは、楽園から追放された後、地上で苦労しながら生きていくことになり彼らは、労働に追われ、出産に苦しみ、そして、必ず死ぬ運命を背負うことになったのです。

この物語は、人間の原罪と、その罰について語っています。神の命令に背いたアダムとイブは、楽園を追放され、苦しみと死の運命を背負うことになりました。これは、人間が罪を犯すことによって、苦しみと死がもたらされるという、人間の罪性について示唆しています。

また、この物語は、人間の自由意志について物語っていてアダムとイブは、神の命令に背いて禁断の実を食べるという選択をしました。

これは、人間は自由意志を持っており、善悪の選択をすることができるという、人間の自由意志について示唆しています。

アダムとイブの話は、西洋文化に大きな影響を与えていて、この物語に登場する蛇、知恵の木の実、ケルビムなどは、西洋の芸術や文学でよく登場するモチーフです。

また、この物語は、人間の原罪と自由意志について、人々に深い考えを与え続けています。


切手は1975年ハンガリー発行の「ミケランジェロ生誕500年記念アダムの創造切手小型シート」でミケランジェロ(1475~1564)の『アダムの創造』で、父なる神の手がアダムに生命を吹き込む様子が描かれています。


アダムの創造.ハンガリー.1975


切手は2010年イスラエル発行の「聖書物語切手」で、蛇に唆されて禁断のりんごを取ったイブとそれを見るアダムが描かれています。


アダムとイブ.イスラエル.2010


切手は1968年アジマン発行の「絵画切手」の中の一枚で、ルネサンスキのドイツの画家ルーカス・クラナッハ(1472~1553)の『アダムとイブ』が描かれています。



アダムとイブ.アジマン.1968


切手は1994年バチカン発行の「システィーナ礼拝堂の修復切手」の中の一枚で、ミケランジェロ(1475~1564)の『原罪と楽園追放』を描いたもので女性の姿をして2人を誘惑する蛇、そして罪を犯した2人が剣を持った天使に楽園を追放される姿が描かれています。


エデン追放.バチカン.1994