タンポポの属名のタラクサクム属(Taraxacum)は、ギリシャ語を起源とする「苦痛を癒やす」という意味に基づいています。
日本でよく知られるタンポポには、古来から自生していた在来種のニホンタンポポ(カントウタンポポやカンサイタンポポ)と、明治以降に外国から持ち込まれた外来種のセイヨウタンポポがあります。
タンポポには、抗菌、抗真菌、健胃、利胆、利尿などの作用があり、体内の毒素や老廃物の排出を促す効果も期待できます。
現在では、タンポポは利尿効果のある「強壮剤(トニック)」として、また、感染症や消化器症状などのさまざまな症状・疾患に良いとされています。
食物としては、サラダ、スープ、ワインやお茶に使われ、根を焙煎したものは、コーヒーの代用として使用されています。
効能はニホンタンポポもセイヨウタンポポも変わりありません。
※タンポポコーヒーは、カフェインを含まないので睡眠の妨げにならず、健胃に役立つと考えられています※
※若葉、花、根が食用になるりどの種のタンポポも毒性はなく食べられます※
※※タンポポはキク科の植物であるため、キク科に対するアレルギーがある人は注意が必要でまた、妊娠中や授乳中の人は、医師に相談してから摂取するようにして下さい※※
※※タンポポはキク科の植物で、ヨモギやブタクサの雑草と共通抗原性があります※※
※※※ニホンタンポポは、都市化により生息地を失い今では絶滅が危惧されている状態になってしまっています※※※
切手は1960年アイスランド発行の「花切手」の中の一枚で、セイヨウタンポポが描かれています。
切手は2021年日本発行の「春のグリーテイング切手」の中の一枚で、ニホンタンポポが描かれています。
切手は1960年スイス発行の「児童福祉切手」の中の一枚で、セイヨウタンポポが描かれています。
切手は1997年日本発行の「普通切手」の中の一枚で、ニホンタンポポに止まるコアオハナムグリが描かれています。
ハガキは1989年日本発行の「さくらめーる」で、セイヨウタンポポが描かれています。
【ニホンタンポポとセイヨウタンポポの見分け方】
総苞片(そうほうへん)が反っているか閉じているかで判断します。
総苞片が反っていて下を向いている・・セイヨウタンポポ
セイヨウタンボボ
総苞片が閉じてピタッとくっついていて上を向いている。・・ニホンタンポポ
ニホンタンボボ
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