黒ニンニクとは果実が黒いニンニクことです。
これは、白いニンニクを高温、高湿という一定の環境に3~4週間置くことで、熟成した結果て黒くなったものです。
ニンニクを熟成させた健康食品です。
この変化は、チョコレートなどと同じメイラード反応だと考えられています。
※メイラード反応とは、加熱によって糖とアミノ酸などが反応して褐色物質の「メラノイジン」などができる反応で、この反応によって食品が褐色で香ばしい風味になります※
黒ニンニクは、熟成して黒くなりドライフルーツのような食感と甘酸っぱい風味がありニンニク特有の刺激的なニオイはありません。
黒ニンニクは、2006年の元弘前大学医学部教授佐々木甚一博士の研究成果によってブレイクしたものです。
佐々木博士の学術論文のこの結果が新聞などのメディアで大きく取り上げられることで、黒ニンニクは一躍有名になりました。
ただしこの効果は動物試験の結果であり、人への効果は検証されていません。
黒ニンニクは、生のニンニクを食べたときのような胃への刺激が少なく、広い年齢層から愛用されてています。
何事にも適度があるように適度な量を定期的に摂取することです。
胃に刺激がなく、健康に良いからと行って食べ過ぎには注意が必要で、1日1片から2片が目安です。
現在では健康に良いとして多くの黒ニンニクを使用した健康食品やサプリメントが販売されています。
黒ニンニクは薬・薬剤ではないので副作用は基本的に存在しませんが、強いて言えば食べすぎると胃の不快感や腹痛になる可能性はあります。
黒ニンニクを食べてはいけない人は、以下の薬を服用している人です。
・ワーファリン(血液の抗凝固作用が過剰に働く)
・シクロスポリン(薬剤を分解し効能がなくなることがある)
・経口避妊薬(薬剤の代謝を促進して効能が弱まる)
・サキナビル(薬剤の代謝を促進して効能が弱まる)
ニンニクに対してアレルギーを持っている人は、ニンニクを食べることによりニンニクに含まれているアリシンを摂取すると、ジンマシンや呼吸器障害などが起こり、重篤の場合はアナフィラキシーショックを発症する可能性もあります。
※含まれるアリシンは、体内でジアリルジルスフィドと呼ばれるアレルゲンに変化します※
切手は1958年ブルガリア発行の「野菜切手」の中の一枚で、ニンニクが描かれています。


風景印は青森県倉石郵便局(〒039-1799 青森県三戸郡五戸町倉石中市上ミ平1-4)のもので、小渡平公園、南部駒踊り、赤松、ニンニクが描かれています。

風景印は青森県田子郵便局(〒039-0299 青森県三戸郡田子町田子天神堂向137-2)のもので、ニンニク、茅葺屋根、田子牛が描かれています。

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