イベルメクチンは、1970年代に北里大学の大村智博士(1935~)によって発見された抗寄生虫薬です。

1981年に開発されて以来、世界中で広く使用されており、河川盲目症やオンコセルカ症などの寄生虫感染症の治療に効果があることが知られています。

イベルメクチンの作用原理は、寄生虫の神経細胞や筋細胞に存在するグルタミン酸作動性Cl(クロライド)チャネルに選択的に結合し、Clに対する細胞膜の透過性を上昇させることです。その結果、寄生虫の細胞に過分極が生じ、麻痺することで寄生虫が死に至ります。

2020年の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行以降、イベルメクチンがCOVID-19の治療や予防に有効であるという主張が一部で広まりましたが、2023年9月現在、イベルメクチンのCOVID-19に対する有効性や安全性を裏付ける十分な科学的根拠は得られててないとされていますが、2023年9月現在、COVID-19の治療薬として承認されているわけではありませんが、医師の判断により、COVID-19の治療に用いられることがあります。

インドではイベルメクチンを導入したのち、インドでの症例数や死者数がほとんどゼロになったという事実は、イベルメクチンの効果を証明するものと一部の専門家も認めています。

イベルメクチンが新型コロナウイルス感染症に有効であることは、以下の研究者も認め治療薬として使用できるよう国に働きかけています。

1.元WHOコンサルタントテス・ローリー博士

彼女はイベルメクチンの透明で正確な科学的研究のために、国際的な専門家グループであるBIRDパネルを仲間と共同で設立し、2021年4月24日、COVID-19の予防と治療のためのイベルメクチンに焦点を当てた世界初のシンポジウム「International Ivermectin for COVID Conference」を開催しました。

2.英国リパプール大学研究者でWHOコンサルタントアンドリュー・ヒル博士

ユニセフ(国連児童基金)の一部門であるUNITAID(ユニットエイド=国際医薬品購入ファシリティー)の「イベルメクチンプロジェクトチーム」として、独自に18件のイベルメクチンの臨床試験の分析を行い、次のように発表した。

 ウイルスの除去は投与量および投与期間に依存しており、イベルメクチンは対照群と比較して入院期間を有意に短縮した。

 中等度・重度の感染症を対象とした六つのRCTでは、イベルメクチン投与群では14人(2.1%)の死亡、対照群では57人(9.5%)の死亡が認められ、死亡率が75%減少した(p=0.0002)。また臨床的に良好な回復を示しており、入院期間も短縮された(注4)。

3.米国ピエール・コーリー博士

米国の救命救急医で 2020年12月の米国上院の証言の中で、駆虫薬のイベルメクチンがCOVID-19に対して「奇跡的な効果」を持つ「不思議な薬」であると主張した。

4.米国ポール・マリック博士

新型コロナウイルス感染症の治療法としてのイベルメクチンの有効性に関する雑誌論文の筆頭著者であり、この論文は2021年初めにフロンティアズ・メディア誌に出版が暫定的に受理されたがその後、出版社の主張を理由に掲載が拒否されたその後、出版社の主張を理由に掲載が拒否された。

最終的にこれらの著名な専門家がイベルメクチンが有効であると、指摘したにも関わらずイベルメクチン推奨していたが突然アンドリュー・ヒル博士が考えを翻してイベルメクチンは無効との論文を発表した結果、whoを含め全世界からイベルメクチンが無効という考えに変わり新型コロナウイルス感染症の治療薬から削除されてしまいます。

ヒル博士が論文の結論に書いたのは
「イベルメクチンはより大規模な適切にコントロールされたランダム化試験で検証されなければならない」「規制当局で判断を受けるにはまだ不十分である」でした。

COVID-19のために急いで開発された新薬群とは違って、結論を出すのが先送りされたのです。

ザ・ハイワイヤー(The High Wire)で米国のポッドキャストのデル・ビックツリーがインタビューしています。

イベルメクチンの価格があまりにも安すぎることから、儲けにならないことから超大手の製薬会社の利益にならないこと、訪米で開発された薬品でないことなどの利害関係関係が複雑に絡み、イベルメクチンは葬られたとされています。

これはWHO、NIH、CDCやFDAが許せない事実なのだと指摘されています、特に現在のWHOの動きは非常に怪しげで危惧されています。

イベルメクチン排除のの最終目的は、"ワクチン政策"を危機に陥れる事実だからとされています。

金儲けを企む者たちはにとっては、イベルメクチンが、危険性も少なく、費用も少なくてすみ、より多くの命を救い、パンデミックを迅速に終わらせることなどはどうでもいいのだ。

このブログはイベルメクチンの効果について、賛否両論の意見を参考に私個人の意見を述べたねので、これに対しては賛否両論があると思いますが、『ザ・ハイワイヤー(The High Wire)』をご覧になってみてご自身で判断して下さい。

『元WHOコンサルタントガイベルメクチンの削除の謎を暴露 元WHOコンサルタントがイベルメクチンの削除を暴露』

※日本語字幕がついています※

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切手は2015年シエラレオネ発行の「2015年ノーベル賞受賞者記念小型シート」に収められた一枚で、切手の上部に大村智博士そして右下にはウイリアム・キャンベル博士が描かれています。



大村智.2015.シエラレオネノーベル賞



切手は2015年マリ発行の「ノーベルト賞受賞切手」の中の一枚で、円の中にに大村智博士が描かれています。



大村智.マリ.2015



切手は2015年ニジェール発行の「2015年ノーベル賞受賞者記念小型シート」で、二段目左の切手に大村智博士が描かれています。



大村智.ニジェール.2015